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- ミラドライのリスクと副作用・注意点
安全性が高い治療でも事前に知ることが大切です

ミラドライは多汗症・ワキガ治療の中でも非常に安全性が高く、世界中で実績を重ねている治療法です。とはいえ、すべての医療行為に一定のリスクや注意点が伴うことは事実です。芦屋ファミリークリニック形成外科皮フ科では、リスクを正しく理解した上で安心して治療に臨んでいただけるよう丁寧な説明を心がけています。
ミラドライの主なリスク・副作用
ミラドライの主なリスク・副作用には、以下のようなことがあげられます。
施術直後に出やすい症状
ミラドライは皮膚を切開しない治療ですが、汗腺を熱破壊する治療であるため、施術直後は一時的に以下のような症状が出ることがあります。
腫れ・むくみ
施術部位が一時的に腫れることがありますが、通常は数日〜1週間程度で自然に軽快します。
内出血(皮下出血斑)
ワキ周辺に軽い内出血が生じる場合がありますが、多くは自然に吸収され、跡が残ることはありません。
違和感・圧痛
軽い圧痛や違和感が残ることがありますが、徐々に消失していきます。
皮膚の硬さ・しこり感
皮膚の深部で汗腺が破壊される過程で一時的に硬さやしこり感が残る場合があります。これも通常は数ヶ月以内に改善します。
ごくまれに起こり得る症状
発生頻度は非常に低いですが、以下のような症状が一時的に出るケースもあります。
知覚鈍麻(感覚の鈍さ)
皮膚表面の知覚神経に軽い刺激が加わることで、触れた感覚が鈍く感じることがあります。通常は数週間〜数ヶ月で自然に回復します。
軽度の凹凸感
施術後の腫れが長引いた場合に、一時的に皮膚の表面にわずかな凹凸を感じることがありますが、多くは自然に目立たなくなります。
過剰な発汗の代償性変化
ワキ以外の部位で汗が一時的に増えたように感じる方もいます。ただし、剪除法に比べて代償性発汗の頻度は非常に少ないとされています。
ミラドライを受ける際の注意点
安全な施術のためには、以下のポイントが重要となります。
施術前の適切なカウンセリングと診断
皮膚や神経の状態、過去の治療歴を考慮して適応を判断します。
施術後のクーリング(冷却)
施術直後は患部を冷却することで腫れや痛みを最小限に抑えます。
術後の生活指導を守ること
シャワーは翌日から可能ですが、飲酒・入浴・運動は数日間控えることをおすすめします。
自己判断でマッサージや圧迫は行わないこと
腫れが気になる場合でも自己流のマッサージは行わず、医師の指示に従ってください。
リスクを正しく理解すれば、安心して治療に臨めます

ミラドライは極めて安全性の高い治療ですが、事前に副作用・注意点をしっかり把握しておくことが、満足度の高い治療結果につながります。芦屋ファミリークリニック形成外科皮フ科では、丁寧なカウンセリングを通じて納得と安心の治療を心がけております。汗やにおいでお悩みの方は、ぜひ一度ご相談ください。
※麻酔およびマーキングは、ドクターが責任を持って行います。
その後のミラドライ照射については、ドクターの管理のもと、十分なトレーニングを受けたナースが担当する場合がありますので、あらかじめご了承ください。
安全で確実な施術を提供するため、スタッフ一同、細心の注意を払って対応しております。