- HOME>
- 多汗症・ワキガの治療方法の種類
多汗症・ワキガは治療で改善できます

多汗症やワキガ(腋臭症)は、放置すると日常生活や人間関係に支障をきたすことがありますが、適切な治療によって大きく改善が可能な疾患です。症状や重症度、患者様のご希望に応じて、さまざまな治療法が選択できます。芦屋ファミリークリニック形成外科皮フ科では、形成外科・皮膚科専門医が最新の治療法をご提案し、切らない治療である「ミラドライ」にも対応しています。
※麻酔およびマーキングは、ドクターが責任を持って行います。
その後のミラドライ照射については、ドクターの管理のもと、十分なトレーニングを受けたナースが担当する場合がありますので、あらかじめご了承ください。
安全で確実な施術を提供するため、スタッフ一同、細心の注意を払って対応しております。
多汗症・ワキガ治療の考え方
治療は大きく以下のように分類されます。
- 保存療法(セルフケア・制汗剤)
- 注射療法(ボツリヌス毒素注射など)
- 機器治療(ミラドライなどの切らない治療)
- 手術療法(汗腺除去手術)
当院では、特に身体への負担が少ない「ミラドライによる治療」に力を入れています。
治療の種類
保存療法(セルフケア・制汗剤)
軽症の場合はセルフケアでもある程度のコントロールが可能です。ただし、これらの療法では根本的に汗腺の働きを抑えることはできません。症状が強い場合は医療的な治療が必要です。
- 制汗スプレー、制汗クリーム
- ワキの清潔を保つ
- 通気性の良い衣類を着用
- 食生活の改善(脂質を控える、ビタミンを摂取)
注射療法(ボツリヌス毒素注射)
ボツリヌス毒素を注射し、汗腺の神経伝達を一時的に遮断する治療法です。当院では、厚生労働省から認可を受けている“アラガンボトックス”を使用しています。
- 施術時間は10〜15分程度
- 効果は約半年〜1年持続
- ワキの多汗症に特に有効
- ダウンタイムほぼ無し
- 繰り返し施術が必要
ミラドライ
芦屋ファミリークリニック形成外科皮フ科ではミラドライ治療を導入しています。切らない治療で感染リスクも少なく、安全性の高い治療法です。
- マイクロ波を照射し、アポクリン汗腺・エクリン汗腺を熱変性させて破壊
- 切開・手術が不要
- 多汗症・ワキガの両方に高い効果
- 汗腺は破壊後、基本的に再生しないため長期効果が期待できる
- 施術時間:シングル照射 約60分、ダブル照射 約120分、日帰り可能
- ダウンタイムが非常に少ない
- 傷跡が残らない
- 感染リスクが低い
- 厚生労働省・米国FDA承認済みの安全な治療法
※ 照射範囲によって施術時間は多少前後いたします
手術療法(剪除法・皮下組織削除法など)
外科的にアポクリン汗腺を除去する方法です。当院では保険適用で、日帰り手術を行なっています。
- 効果は高く、再発リスクが少ない
- 皮膚を切開するため傷跡が残る可能性
- ダウンタイムが比較的長い
- 術後の管理が必要
負担の少ない治療で症状の改善を目指す

多汗症・ワキガは適切な治療により、生活の質を大きく向上させることができます。芦屋ファミリークリニック形成外科皮フ科では、ミラドライによる多汗症・ワキガ治療をご提案しています。 汗・においにお悩みの方は、どうぞお気軽にご相談ください。